Tridactylを使う上でのトラブルとその対策

:nativeinstallしたがtridactylrcが読み込まれない

TridactylはPython経由でファイルを読み込むが、その際に文字エンコーディングを指定していないのでOSに依存する。
つまりWindowsではtridactylrcのエンコードはCP932である必要がある。

ScoopでインストールしたPythonをTridactylは見つけられない

Tridactylはpy.exe(Python Launcher)を呼ぶがScoopでPythonをインストールした場合には提供されない。
代替手段が用意されているので:nativeinstall自体には成功する。
Python Launcherをのみを追加でインストールしたい場合にはResolve-Path "$env:USERPROFILE\scoop\cache\python*.exe" | Select-Object -Last 1 | % { Invoke-Expression "$($_.Path) /quiet LauncherOnly=1" }する。

WindowsでもUTF-8のtridactylrcを読み込ませたい

%USERPROFILE%\.tridactyl\native_main.pyの123行目のopenを修正する。

-    return open(cfg_file, "r").read()
+    return open(cfg_file, "r", encoding="utf-8").read()

コマンドラインの入力欄に枠が表示される

userContent.cssinput:focus#tridactyl-input { outline: none; }を追加する。

コマンドラインにフォーカスしたときIMEをオフにする

userContent.css#tridactyl-input { ime-mode: inactive; }を追加する。

Windows 10 version 2004にWSL2とUbuntuを入れてセットアップした

Windows Subsystem for Linux (WSL) を Windows 10 にインストールする | Microsoft Docsを読んでやった。
おおむね問題無かったがWindows Terminalのアイコンがペンギンで、ググっても良い方法にたどり着くことができずubuntu.ico.zipをダウンロードして対処したのでもやもやしている。

最初に

sudo apt update && sudo apt upgrade
sudo apt install build-essential
sudo update-alternatives --config editor

Homebrew

UbuntuというかDebian系でaptを使っていると最新のバージョンを使いたいソフトウェアの管理が大変でちょっとなーって思っていたがHomebrewがLinux対応してもうそれなりに経ち問題なく使える様子。
ソフトウェアの検索にはHomebrew Formulaeが便利。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
eval $(/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv)
brew analytics off
brew install bat git-delta fd fish fzf ghq git lsd node ripgrep starship tmux yarn

dotfiles

ghq get ebith/dotfiles
cd ghq/github.com/ebith/dotfiles
./create_link.py .config .gitconfig .tmux.conf .vim
mkdir -p ~/.vimlocal/{backup,swap,undo}
echo "/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/fish" | sudo tee -a /etc/shells
chsh -s $(which fish)
exec -l fish
fisher
rm ~/.bash* ~/.profile ~/.sudo_as_admin_successful ~/.wget-hsts

ssh

同じマシンだし鍵共有でも良いよな?

cp -r (wslpath -u (wslvar userprofile)'\.ssh') ~/
chmod 644 ~/.ssh/config ~/.ssh/id_ed25519.pub
chmod 600 ~/.ssh/id_ed25519

Lenovo ThinkPad T14 Gen 1 (AMD)を買った

Lenovo ThinkPad T14 Gen 1と交換用パーツ
年始からAsusのZephyrus G14を待っていたのだが発売されてみればUSキーボードを選択できず、
個人輸入するにもアメリカではBestBuy専売でそのBestBuyは転送業者を受け付けないというとにかく面倒なやつだったので諦めた。
今使っているノートPCもMacBook Airでゲーミングノートがどうしても必要というわけでもないので無難そうなLenovo ThinkPad T14を選択。
注文から到着まで5週間かかり発送を待っている間にTiger Lakeが載ったPCも発売されたがフラグシップモデルが優先されている様子だったのでキャンセルはしなかった。

  • Ryzen 7 PRO 4750U
  • 16GB
  • 128GB
  • US配列キーボード

という構成で114,972円。
ここに16GBのメモリを追加して、SSDも1TBのものと入れ替えた。
14万でRyzen 4750U, 32GB, 1TBのノートPCとなったので良い感じ。
楽天Rebatesから22994ポイント付与されることにもなっている。

X13やT14sを選ばなかったのは持ち運びはするが移動はバイクなので少々の重量は問題ないため。
これとは別にデスクトップがあるので15インチ以上のものには興味がなかった。

到着後びっくりしたのが余計なプリインストールアプリが無いこと。
Leonovo Vantageというソフトウェアがインストールされてはいるが、
これはLenovoから提供されるBIOSやドライバーをインストールしてくれるものなので単純に便利。

付属の充電器はやたら大きいので安くて小さいAnker PowerPort III 65W PodAnker PowerLine III USB-C & USB-C 2.0 100Wを使っている。

追加・交換部品

実際の手順に関してはThinkPad T14 Gen 1 SSD換装(純正SSDから交換) - ThinkPad while drinking Whiskyが詳しい。

追記

メモリを32GB積んでいてもVRAMに512MBしか予約されていなかったのでBIOSから最大値の2GBに変更した。

排熱

排気が右側なのでAPUをぶん回しながらマウスを使うと熱い。
その代わり大きな排気口とファンのおかげで排熱には優れている様子なので良し悪し。

ゲーム性能

GPU性能が重要でないものならゲームも快適に遊べるがディスプレイの性能は良くないので動きの激しいゲームはしんどい。

画面表示

解像度1920x1080、スケーリング125%で使っているが一部のインターフェイスなどがぼやけた状態なのが惜しい。
これはWindowsが悪いとも言えるのでMicrosoftには頑張ってほしいところ。

ベンチマーク

Steamのセールで3DMarkを買ったので計測結果を載せておく。
内蔵GPUなので大したスコアは出なかったがついでに測ったCinebenchは流石の数値。

Intel Mac(MacBook Air)との比較

  • スリープからの復帰は明確に劣る。指紋認証の精度の悪さも合わさってUXは悪い。
  • WSL2は便利だがあくまで仮想マシンなのが良し悪し。USBが使えないのも不便。
  • 性能での限界はあるがいろんなゲームが動くのは良い。
  • はちゃめちゃに安い。