Tridactylを使う上でのトラブルとその対策

:nativeinstallしたがtridactylrcが読み込まれない

TridactylはPython経由でファイルを読み込むが、その際に文字エンコーディングを指定していないのでOSに依存する。
つまりWindowsではtridactylrcのエンコードはCP932である必要がある。

ScoopでインストールしたPythonをTridactylは見つけられない

Tridactylはpy.exe(Python Launcher)を呼ぶがScoopでPythonをインストールした場合には提供されない。
代替手段が用意されているので:nativeinstall自体には成功する。
Python Launcherをのみを追加でインストールしたい場合にはResolve-Path "$env:USERPROFILE\scoop\cache\python*.exe" | Select-Object -Last 1 | % { Invoke-Expression "$($_.Path) /quiet LauncherOnly=1" }する。

WindowsでもUTF-8のtridactylrcを読み込ませたい

%USERPROFILE%\.tridactyl\native_main.pyの123行目のopenを修正する。

-    return open(cfg_file, "r").read()
+    return open(cfg_file, "r", encoding="utf-8").read()

コマンドラインの入力欄に枠が表示される

userContent.cssinput:focus#tridactyl-input { outline: none; }を追加する。

コマンドラインにフォーカスしたときIMEをオフにする

userContent.css#tridactyl-input { ime-mode: inactive; }を追加する。