Baldur's Gate 3 プレイメモ

2回の攻撃でHP400を削り切るパラディン
OpenCriticではスコア96というゼルダの伝説 TotKと並ぶ高評価だが日本語が無いという悲しいゲームに待望の日本語実装で遂に楽しめるようになってとにかく嬉しい。
英語の攻略情報などを読むためにPathfinder: Kingmakerの時と同じく検索できる対訳表を作ったのだが人気のゲームだけあってゲームファイルの展開や中身の書式に関しての情報が多くて大変助かった。

ゲームバランス的には序盤が厳しくだんだん出来ることが増えて楽になっていくというCRPGでよくあるタイプ。
物語的には敵と味方が入り乱れるというか自分の選択次第なので説明不足気味の導入から始まる序盤はちょっとややこしい。
グラフィックはそれなりにリッチでエフェクトは綺麗だなーという印象。
会話やイベント時はそのグラフィックを生かした演出でPathfinder: KingmakerやPillars of Eternityのような一枚絵によるものは無い。
それが足かせになっているのか棒立ちで話が進んでそこ割り込んで止めろよ!みたいなところも目立つのが惜しいところ。

エンディングを迎えて

とても楽しかった。
冒険家難易度かつ完成されたビルドに沿って育成したの戦闘難易度は高くなかったが、それでも不意の戦闘で敵魔法使いをフリーにしてしまうとFireball撃ってMisty Stepで逃げ次ターン戻ってきてIce Storm撃ってMisty Stepで逃げるみたいなことをされてパーティー半壊したりもした。
物語的には棒立ちになりがちな演出が気になるというかカットシーンいまいちだなーとかゲーム内だけではわかりにくい世界とかキャラクターの背景に関してまとまった日本語の情報があると良かったなとは思った。
せっかくなので強いビルドで行きたいとなると装備依存度が上がっていくが敵味方の勢力入り乱れてクエストもややこしいゲームなので装備逃しがちという問題がありなんとも難しかった。
細かい不満を挙げてしまったが何にせよ総じて期待通りのゲームで大変楽しんだ。
次はPathfinder: Wrath of the Righteousあたりを日本語でやりたいがDMMはもう日本語化してくれないのかな…

参考

いつもながらspoiler.jpはとても頼りになる。
英語の攻略Wikiは複数ありどこを見るかは迷うところだがコミュニティベースのbg3.wikiを挙げておく。
DeepLや前述の対訳表を使えば割りと読めるはず。

ビルド

最序盤は頑張って移動して殴っても外れるみたいなことが多い上に魔法も連発できないので弓やクロスボウが活躍する。
大器晩成型のビルドでパーティーを固めて始めるとしんどいことになるのでそこは注意したい。
Respecが100gで何度でも可能なので色んな育て方を試せるようにはなっている。

おぼえがき

プレイログ

パーティー

ちょっと調べて強いビルド3つに回復特化のクレリックというパーティーにした。
遊んでいくうちにモンクも強いとかバードが器用万能であるとかも聞いたが結局ほぼ固定でエンディングまで行った。
ビルド上では言及が無いがイリシッドの力の飛行やサイオニックの支配は汎用性が高い。

Lockadin - Paladin Warlock Multiclass Build | Baldur's Gate 3 (BG3)

大器晩成型で序盤は強敵相手のDivine Smiteは頼りになるがそれ以外はパッとしない。
それなりにタフでそれなりに魔法が使えてここぞという時の一撃はあるので十分便利ではある。
リアクションでSmiteを発動させられるのがめっちゃ便利。
レベルが上がってくるとタフでSmite連発できて強い!という感じに変わってくる。
Perilous StakesしてからのDivine Smite連発で数百ダメージは出るようになるので対ボス性能が高い。
通常戦闘においてもMisty Stepで敵陣突撃からDivine Smite連発で敵後衛を荒らせるので十分な仕事はできる。
Diadem of Arcane SynergyのエフェクトはThreatenedなどの一部例外を除いたほとんどのConditionsで発動するのでDrakethroat GlaiveDraconic Elemental Weaponを使うと良い。

Barbarian Berserker Thrower Build | Baldur's Gate 3 (BG3)

単純に激怒が強い上にLv4でもう本領を発揮し始めるので序盤からずっと強い。
火力も命中も十分な遠距離攻撃を無限に撃てるというのがずるい。
Returning Pikeを投げて戦闘開始すると戻って来ずに敵の足元に落ちたままとなる場合があるので先制する場合は注意が必要だった。
Lv8でローグが3になると投擲回数が増える上にボーナスアクションで離脱や早足が出来るようになり位置取りの自由度も上がる。
習熟強化で鍵開け能力などが上昇するのも便利でありがたい。
NyrulnaはGortash戦でどっかいってしまい返ってこなくなった。

Sorlock Build - Sorcerer Warlock Multiclass | Baldur's Gate 3 (BG3)

Magic Missileが必中かつ複数発射でミリ残りを落とすのに最適というだけで序盤はありがたい。
典型的な後衛魔法使いだがDraconic ResilienceにBracers of Defenceなどが乗ると重装並のACで更にリアクションのShieldがあるので硬い。
Twinned SpellでバーバリアンとパラディンにHasteをかけ、自身はEldritch Blastやその他の範囲魔法などで雑魚を掃除するというのが安定行動だった。
Lv10でEldrich Blastが3連発になるとスペルスロットに頼らない火力も十分になる。
味方に二重化HasteののちEldritch Blast砲台するのが強い行動ではあるが必要に応じてクラウドコントロールも範囲攻撃もできるというところが良い。

Life Domain Cleric Build | Baldur's Gate 3 (BG3)

自身の攻撃性能は低いが回復力が高いので事故ってもなんとかなるというのは大きい。
Lv6で振り直してSpirit GuardiansとTempestuous Magicを得ると低HPで群れるタイプの雑魚を蹴散らすこともできるようになる。
リソースを吐きたくない戦闘においてはWarding BondとBlessをかけた後は暇になりがちだがその2つが強力なので悩ましいところ。
戦闘中の回復の頻度も下がってくる中盤以降は別のクラスと入れ替えたほうが良かったかもしれない。

導入Mod